金星観測記念碑の周辺と設置されている方向
金比羅山には 金星の日面通過の観測を記念した ピラミッド型の記念碑と
その観測台 そして「我が国初の経緯度原点確定の地」の碑と
その前方に 展望台があります。
それらの建てられている方向を調べてみました。
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展望台から見た 記念碑のある広場
 展望台は八角形で 画面中央の柱には「北」の文字が見えます
「北の柱」の前から 「南の柱」を見た画像です
中央の建物は「南高」 その左奥が唐八景です 右奥の防火帯が見える山が「戸町岳」です
 地図で調べた真南は ちょうど「戸町岳」の方向なのですが
展望台にしるされた方位は 少し左にずれているようです。
観測碑と観測台の説明板です 観測台は地図の中の右上です
観測台入り口 少し坂を下ります
観測台の西側の面 観測台は「こんにゃくレンガ」で作られています
観測台の東側の面
97年10月に 長崎県測量設計業協会が設置した「記念碑」です
碑には「我が国初の経緯度原点確定の地」と記されています
本来なら ダビッドソンが経緯度を測定した場所に建てられるべき物ですが
その場所が不明な為 金比羅山の金星観測台の近くに建てられたようです
「経緯度原点確定の地」の記念碑は 鍋冠山の方向を向いています
ダビッドソンが経緯度を測定した場所(ダビッドソン点)は
 以前は 金星の日面通過の観測を行った星取山(当時の大平山)にあると考えられていましたが
 現在は 松が枝にあった「大北電信会社」付近だろうといわれています
 しかし 正確な場所はわからないようです
その為 この碑は 鍋冠山頂上にある三角点を向いているようです。
ピラミッド型の金星日面通過観測記念碑
こちらは 正確に真南を向いているようです 記念碑の側面を延長した先に
防火帯のある「戸町岳」がみえています
地図で調べると 金星観測地の ほとんど真南に「戸町岳」があります。
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